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患者様からよくご質問頂くことや、知っておくとためになる、痔に関するQ&Aをご紹介します。

痔について

「痔」はいろいろな肛門の病気の総称で、医学上は「痔」という病気はありません。
肛門の病気である痔は、「痔核(じかく)」「裂肛(れっこう)」「痔瘻(じろう)」の3種類に大きく分けられ、症状は以下のとおりです。

【痔核(じかく)】
肛門の周囲の動静脈にできた動静脈瘤の一種です。血管と結合組織が肛門内に盛り上がり、垂れ下がってできたもので、形がいぼに似ていることから、いぼ痔とも呼ばれています。
痔核は、できる場所によって「内痔核」と「外痔核」に分けられます。肛門内部にできた痔核を「内痔核」、外側にできた痔核を「外痔核」と言い、性質も異なります。
内痔核は痛みがないことが多いのに対し、外痔核はほとんどのケースで激しい痛みを伴います。

[こんな症状があるときは内痔核の疑いが!]
・最近トイレが長くなった。
・排便時に痛みもないのに血がしたたり落ちた。
・便の外側に血がついていた。
・排便時におしりがムズムズしてきて、いぼが飛び出してきた。
・肛門に何かぶら下がった感じで、痛みはないが残便感がある。
・[こんな症状があるときは外痔核の疑いが!]
・排便に関係なく出血し、はれて痛む。
・突然おしりが痛み出し、肛門の出口にいぼが出てきた。

【裂肛(れっこう)】
・裂肛は、いわば肛門の外傷で、固い便が肛門から出るときに外側の肛門上皮が切れて裂け、激しく痛んだり・出血したりする痔です。切れ痔、裂け痔と呼ぶこともあります。

[こんな症状があるときは裂肛の疑いが!]
・排便時にいきんだ拍子に肛門がピリッと痛む。
・排便後もしつこく痛みが続く。

痔の種類については、YouTube番組 「おしりの医学 #002『痔の種類」でもご紹介しております。どうぞご覧ください。

痔は世界的にポピュラーな病気です。日本では「3人寄れば、痔主が1人」と言われるくらい、非常に身近な病気の一つです。痔は虫歯に次いで日本人に多い病気の第2位を占めています。

1988年の日本のある製薬会社のアンケート調査によると、約36%の人が「自分に痔の気がある」と答えています。日本人成人の3人に1人が痔に悩んでいることになります。

自分が痔であることに気がついていない人も実に多い状況です。ドイツの解剖学者の解剖データによると、成人の70%の人が痔核を持っていたという結果があります。また、アメリカでは、ハース博士が外来患者のほとんどすべてに肛門部の診察を行ったところ、86%に痔核を認めたという報告があります。

このように、日本だけではなく、世界的になる人が多い病気です。

痔は男性に多い病気というイメージがありますが、実際は女性のほうがなりやすい可能性があります。女性は自分が痔であることを公言する人が少ないことから、「隠れ痔主」が圧倒的に多いとみられます。

女性が痔になりやすい要因として、妊娠・出産という女性特有の大きな事業があることと、痔の最大の原因である便秘症が女性によく見られることがあげられます。

もともと女性は男性より便秘しやすい生活環境にあります。女性は仕事中や外出中に便意をもよおしても我慢しがちです。また、太り過ぎを気にしてダイエットすることが多いため、食事の量が減って便秘になりやすくなります。さらに、生理前には、ホルモンの作用で腸の動きが鈍くなるため、便秘になりがちです。

一方、痔瘻だけは男性に多いのが特徴です。筋肉の発達したがっちりした体格の青年や壮年男性に多く見られます。一般的に、女性よりも男性のほうが下痢になりやすく、また、排便のときに便が肛門腺窩(せんか)にあたる力が強いことから、痔瘻は男性に多く見られます。

現在、当医院を受診する患者さんの約70%は女性です。
痔核・裂肛・痔瘻の男女割合(平田肛門科医院)
 
痔瘻だけは100%手術が必要となりますが、その他の痔は生活習慣の改善や投薬療法によって、手術をせずに治療することができます。ただし、痔瘻以外でも、症状が悪化してしまっている場合は、手術が必要になります。

日本人の場合は、概して、我慢できないほど症状がひどくなってから病院へ駆け込む人が多いようです。当医院が1,000人の患者さんに行ったアンケート調査では、自分が痔と自覚してから受診するまでの期間が平均して7年間となっています。

早期に治療を始めれば、ほとんどの痔は手術をしないで治すことができますので、できる限り早く病院で診察を受けるようにしましょう。
 
【手術が必要な症状】
■ 内痔核(いぼ痔)
排便のたびに脱肛し、指で押し込んでもなかなか戻らないほど進行した内痔核の場合です。歩いているときに脱肛するなど、症状の度合いがひどい内痔核で、日常生活をおくるのがつらくなり、患者さん自身が手術を望む場合、手術を行います。

■ 裂肛(切れ痔・裂け痔)
肛門が狭く、裂肛で、投薬と生活指導の治療を2〜3ヶ月行っても症状の改善が見られない場合には、手術を行います。

■ 痔瘻(あな痔)
痔瘻は原発巣を取り去らないと治らないことと、肛門がんになることがあるため、すべての患者さんに手術を行います。  
各疾患別の手術率(平田肛門科医院)

一番に考えられるのは腸からのガンなどによる出血です。
二番目は肛門からの出血ですが、まずは消化器科ですぐに検査を受けてください。
その検査結果で腸に問題ないとわかれば、次に肛門科で痔かどうかの診断を受けてください。

残念ながら自然に治ることはありません。

むしろ悪化してしまう可能性が高いと言えます。「痔だと思っていたら、大腸ガンだった」というケースもあるため、痔の自覚症状があるようであれば、早めに病院で診察を受けるようにしましょう。

特に痔瘻は、治療せずにそのままにしておくと肛門ガンに進むことがあります。肛門の痛みが長く続いたり、分泌物が出るようになったと思ったら、専門医に診察してもらいましょう。

診療について(初診・予約)

ご予約いただいた日時にご来院された際、まずは問診票に自覚症状などをご記入いただきます。
待合室で「〇〇時の□□番さん」とお呼びしますので診察室に入ってください。
当院ではプライバシーに配慮し、お名前でお呼びすることはいたしません。
この診察室は、担当医と看護師、患者様の3人のみの個室で、他の部屋に声が聞こえないようになっています。
問診後に診察を行いますが、診察そのものは3分ほどで終了し、その後病名、病態、どんな治療が必要かなどを詳しく説明をいたします。
当院では、初診時に最短でも30分かけた、丁寧な対応を心がけております。

はい、当院は原則予約診療のみとなっています。
どうしても予約なしで診察をご希望される場合には、当日の最後の診察となりますので、2~3時間お待ちいただく場合もあります。

括約筋を完全に保護する手術を実施しますので、痛みはほとんどありません。
安静にしていれば、治癒も早まります。

診察箇所は生理と無関係の「肛門」ですので、一切影響ありません。
ただし、生理痛がひどいなどの場合はご相談いただければ診察の予約日を変更いたします。
(手術の日程は変更できません。麻酔を行うので生理痛も抑えられるため、予定通り実施します)

入院・手術について

痔瘻だけは100%手術が必要となりますが、その他の痔は生活習慣の改善や投薬療法によって、手術をせずに治療することができます。ただし、痔瘻以外でも、症状が悪化してしまっている場合は、手術が必要になります。

日本人の場合は、概して、我慢できないほど症状がひどくなってから病院へ駆け込む人が多いようです。当医院が1,000人の患者さんに行ったアンケート調査では、自分が痔と自覚してから受診するまでの期間が平均して7年間となっています。

早期に治療を始めれば、ほとんどの痔は手術をしないで治すことができますので、できる限り早く病院で診察を受けるようにしましょう。
 
【手術が必要な症状】
■ 内痔核(いぼ痔)
排便のたびに脱肛し、指で押し込んでもなかなか戻らないほど進行した内痔核の場合です。歩いているときに脱肛するなど、症状の度合いがひどい内痔核で、日常生活をおくるのがつらくなり、患者さん自身が手術を望む場合、手術を行います。

■ 裂肛(切れ痔・裂け痔)
肛門が狭く、裂肛で、投薬と生活指導の治療を2〜3ヶ月行っても症状の改善が見られない場合には、手術を行います。

■ 痔瘻(あな痔)
痔瘻は原発巣を取り去らないと治らないことと、肛門がんになることがあるため、すべての患者さんに手術を行います。  
各疾患別の手術率(平田肛門科医院)

診断結果と手術方法により変わります。
一般的に患部切除手術の場合は最長で2週間の入院が必要です。レーザー施術の場合は5日間、ただし外痔核(がいじかく)も併発している場合は8日間ほどになります。
また、肛門狭窄(こうもんきょうさく)のケースは皮膚移植を行いますので、10日間の入院を必要とします。
このように複数の症状があると当然入院日数も延びます。詳しい検査により自覚症状のない患部が見つかることもありますので、何らかの手術を行った場合には、長くて2週間の入院が必要になると考えておいてください。(ただし、手術が必要な症例は平均して2割以下です)
術後24時間後には排便も行えるようになりますが、肛門は非常に薄い粘膜の部分で、どうしても出血しやすくなるため、経過観察も含め、このような入院期間となります。

括約筋を保護する手術ですので、麻酔の有無にかかわらず痛みは発生しません。

二人の医師による手術で出血が起こらないように施術しており、術後の出血という事例はほぼゼロですが、
万が一入院中に出血があった場合、24時間対応で処置にあたります。

手術の翌々日の朝から普通に排便可能です。
翌日までは必要であれば腸の運動を抑える薬を処方します。

原則、手術の翌々日からシャワー、その翌日から入浴が可能です。
状態によっては一日早めることも可能です。

入院期間中は安静加療となりますが、退院翌日からは仕事も可能です。
ただし、タクシードライバーや建築現場作業のような場合は一週間ほど内勤をお勧めしています。
また、退院後一カ月程度は激しい運動と海外旅行は避けていただきます。
海外に旅行されると、万が一の際に国内での対応が不可能となるためです。

括約筋を保護する手術ですので、同じ個所での再発も、後遺症も発生しませんが、
生活習慣を変えずにいると、他の場所に別の症状が出る場合はもちろんあります。

入院中の食事は患者さんにとってとても楽しみなものですので、当院ではプロの料理人(南国酒家、吉兆)が当院の厨房で作ったものを提供しており、専門雑誌にて病院食ベスト3に選ばれたこともあります。
痔になりにくくする食物繊維の豊富なメニューをお出ししており、このレシピもご希望の方には差し上げています。
また、おやつも出していて、患者さんに大変喜ばれています。

当院では無料でバスタオルやフェイスタオルを貸し出しておりますので、ご持参いただく必要はありません。

基本的には外出はできませんが、経過や状態によっては、近隣のコンビニへ買い物に行く程度であれば可能な場合もあります。

内痔核は根治を目指し、括約筋を保護して粘膜を再建することで術前と同じ機能を復元させます。
また、レーザーで小さくする場合は切りませんので出血もしません。
外痔核、裂肛の場合は原則手術をいたしません。
肛門狭窄の場合は皮膚移植により肛門を広げる治療を行います。
痔瘻についても括約筋を傷つけない手術ですので機能に影響が出ません。

当院よりご自宅宛に宅配便にてお送りいたします。

施設について

当院には駐車場をご用意しておりません。
お車でご来院の場合は、近隣の有料駐車場をご利用いただくこととなりますので、公共交通機関のご利用をおすすめいたします。

当院では、14時~20時を面会時間として設定しています。
ただし、全室個室ですので、特別な事情がある場合には午前の面会も可能ですので、ご相談ください。
20時以降は消灯となりますので、面会不可です。

当院は全個室で、風呂付トイレ付ですので、好きな時間に24時間入浴が可能です。

図書コーナーなどでお話される方もいらっしゃいますが、
全室個室ですので、病室で他の患者さんに気兼ねすることなく過ごしていただくことが可能です。

売店はありません。
入院の前に必要な日用品は送っておいていただき、買いに行かなくても済むようにしています。
どうしても不足する場合はネットでの購入などをお願いしています。

どなたでも無料で使える殺菌機能付き乾燥機、ランドリーを設置しています。

全室無料でWi-Fiをご利用いただけます。

全室無料、ケーブルTVも視聴可能です。

ありません。当院は全面禁煙です。
(法令により病院の敷地内は全面禁煙です)

費用について

当院はすべて自費診療です。
保険を使わないため、時間をかけてじっくりと丁寧に診察を行うことが可能となっています。

可能です。
中国の銀聯(ぎんれん)にも対応しております。

入院に必要な血液検査費用は9,000円、心電図は2,500円、入院の場合は個室料として一日16.000円がかかります。
その他の治療費(手術、投薬、点滴等)は個々の患者様の症状により変わりますので、詳しくは当院へお尋ねください。

高額医療費は対象ではありませんが、当院での入院加療に関わる費用のすべてが医療費控除の対象となります。

港区医師会で定められた規定の費用をご負担いただきます。

初診料は4,600円です(税別、以下同)。
再診料は1.200円。その他投薬にかかる費用がプラスされ、例えば2週間分の薬も込みで、およそ2万円前後となるケースが多いです。

入院手術となればその手術の内容、入院日数により変わりますので、一概にいくら、という金額はお出しできません。

その他

下着を下ろしやすいゆったりとした服装が望ましいです。
女性の場合スカートでなければいけないということもありません。
タオルをかけて保護しますので汚れることもありません。普段着のままでご来院ください。

再度処方いたします(薬品の代金は必要になります)。
地方の方の場合は、送料を負担いただければお送りいたします。

ご自身でお電話していただいても、スタッフへご依頼いただいても可能です。
地方の方の場合は、送料を負担いただければお送りいたします。

紛失されても無料で再発行いたします。お忘れの場合は、次回必ずお持ちください。

ご予約いただいた日もお名前ではなく番号でお呼びしますし、診察時も完全個室で他の患者さんに聞こえないよう配慮しております。