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Dr.Hipsが語る〜痔を知り、楽に治す方法〜

おしりの医学#129「楽に排便する方法」

食物繊維や運動など、一般的な方法も有効ですが、それだけでは十分でない場合もあります。便秘の原因となる腸の動きの改善や腹筋を鍛えることについて、詳しく解説していきます。

肛門括約筋と骨盤底筋群の重要性

排便をスムーズにするためには、肛門括約筋や骨盤底筋群を鍛えることが大切です。肛門括約筋は排便をコントロールする重要な筋肉です。この筋肉を鍛えることで、便が腸から肛門まで順調に移動しやすくなります。また、骨盤底筋群の強化は、尿漏れや便漏れの予防にもつながります。

腹筋を鍛えることの効果

腹筋を鍛えることで、腸に圧力をかけ、腸のぜん動を促進します。これにより便のスムーズは排出が期待されます。自分でできることですし、代謝も上がって健康にも繋がりますので 是非実践してみてみましょう。

平田悠悟プロフィール(平田肛門科医院 院長)
1982年 東京都生まれ。
筑波大学医学専門学群卒業。東京大学大腸肛門外科入局後、東京山手メディカルセンター大腸肛門病センターに出向し、
大腸肛門病の専門医としての豊富な臨床経験を積む。
2020年 東京大学大学院医学系研究科外科学専攻医学博士課程修了。
現在、平田肛門科医院の4代目院長。